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自転車についてのよくある誤解

自転車利用者は道路整備費を負担していない

「自転車利用者は道路整備費を負担していないのだから、自転車のための環境整備は行うべきでない」

返答

自転車利用の増加は社会のあらゆる人にとって有益であり、これは自転車を全く使わない人にもあてはまります。自転車で移動する人が増えるということは、渋滞や公共交通機関の混雑、自動車由来の公害が減り、市民の全体的な健康度が上がることを意味します。

自転車に乗る人の大部分が自動車にも乗り(一つの移動手段しか使わない人はまれです)、自動車に関係する税金を払っていることも忘れてはいけません。しかも自転車はほとんど道路を傷めないので、補修もより少なくて済みます。

多くの国において、道路の建設、補修、維持は普通税によって賄われており、燃料税、車両税などは、他の諸税と同じく様々な用途に使われています。仮に道路整備が自動車関連税だけで賄われていたとしても、公害や事故といった自動車利用の巨大な社会的コストは他の財源を圧迫し続けるのです。

私たちは歩道を歩くための税金を歩行者に課そうとはしません。自転車に乗ることもそのように扱われるべきで、自転車利用の増加が社会全体に有益であることを考えればなおさらです。街灯は夜に外出する人だけが費用を払うべきものでしょうか、それとも誰にとっても有益なものでしょうか?

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