自転車についてのよくある誤解
「道の真ん中を自転車で走ると流れが悪くなるし本人にとっても危険だから常に端に寄るべきだ」
返答
実際のところ、自動車の真ん前を自転車で走りたいとは誰も思っていません。けれども設計の良くない道路では、そこが最も安全な走行位置になることが多いのです。
例えば路上駐車があれば側方間隔を十分にとる必要がありますし(ドアがいつ開くか分かりません)、自動車を先に行かせるには狭すぎて危険な場所もあります。自転車が道路の端から離れて走っていると邪魔に感じる人もいるでしょうが、ほとんどの場合その行動には合理的な理由があり、世界のほとんどの地域では完全に合法です。
このような対立を緩和する最良の方法は、道路の構造を変更し、自転車と自動車という2つの交通モードを物理的に分離することです。
関連資料
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- Martin Porter's explanation on road positioning — The Cycling Silk
- Cyclist knocked into path of oncoming taxi by car door — The Telegraph (UK)
- Effective traffic riding – correct road positioning — British Cycling
- Feeling the Pinch — Beyond the Kerb
- Eliminating the risk of "Dooring": Good cycle infrastructure design keeps cyclists out of the door zone and saves lives — A View From The Cycle Path
- Pinch points — As Easy as Riding a Bike
- Cyclists! Why do they ride in the middle of the road? — Motoring.co.uk