自転車についてのよくある誤解
「自転車に乗るには専用の服やバッグなどが必要だ」
返答
自転車インフラがよく整備されている国では、人々は普通の服装で自転車に乗っており、特別な装備は身に付けていません。荷台やパニアバッグ、かごを使って荷物を運ぶことができますし、チェーンガードやコートガードのある自転車であれば、ゆったりとした服でも巻き込まれません。
自転車の利用度の低い国で必須と考えられている装備の多くは、自転車が通る場所とされている空間で自動車などの脅威に対応するためのものであり、自転車での移動そのものに不可欠なものではありません。自転車のことを考えて適切に設計された通行空間があれば、自転車は歩くのと同じくらい気楽な移動手段なのです。

写真提供: As Easy as Riding a Bike (Copyright, used with permission)