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自転車についてのよくある誤解

自転車専用インフラだと速く走れない

「自転車道などの通行空間ではスピードが出せないから、速く走るには車道を使わなければならない」

返答

設計の良くない自転車インフラは効率的に走るには不向きかもしれませんが、優れた設計の自転車インフラは速く走りたい人の需要にも応えられます。自転車インフラが速く効率的に走れる空間とならない根本的な理由など無いのです。

さらに重要なのは、優れた自転車インフラがトータルの移動時間を短縮してくれるという点です。車道が渋滞していてもすいすい走れますし、自転車用信号が先に青になる、信号と無関係に左折できる交差点設計になっている、自転車通行空間のネットワークが車道のネットワークから分離されている(つまり信号が全く無い)などの要素により、同じ2点間の移動でも車道を使うより速く、より効率的になりうるのです。

質の高い自転車インフラには、バス停の脇を通過できるバイパスなどの要素も含まれます。こうした要素を用いた整備は、自転車での移動をより快適に(停止と再発進を少なく)するだけでなく、他の手段で移動する人との交錯も減らします。

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写真提供: As Easy as Riding a Bike (Copyright, used with permission)

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