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自転車についてのよくある誤解

自転車利用を登録制や免許制にすべきだ

「登録や免許を必須にすれば自転車はもっと安全になる」

返答

自転車の利用には何らかの登録を必須とすべきだ、そうして行動に責任を持たせ交通ルールを尊重させれば自転車利用はより安全になる、との誤解があります。

自転車利用者や車体の登録を義務化しよう、との提案は何度も繰り返されてきましたが、それが現実的な内容だったことはありません。子供の登録はどうするのか、車体と人のどちらを登録するのか、どのルールを守れれば免許が取れるのかといった問題はさておいても、登録制度が現実には役に立たないことを私たちはもう知っています。そのようなシステムの導入に伴うコストと複雑さはメリットを大きく上回るでしょう。

もし登録制が安全性の向上に繋がるのなら、ドライバーや自動車の登録率と道路交通の安全との間に関係性が見てとれるはずです。しかし、ほとんど全ての自動車事故において免許を持ったドライバーが登録済みの自動車を運転していることからもわかるように、登録制が自動車や自転車の安全運転の有効な動機づけになりそうにないことは明らかです。

さらに付け加えるなら、安全で効率的で排気ガスを出さない身近な移動手段である自転車は、利用を推奨されるべきものです。お役所的な規制の導入は利用を抑えることにしかならないでしょう。

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